結婚相手の年収の最低ラインは300万円必要? 現実と理想のギャップ

ジュリ子

ジュリ子
結婚相手の年収は最低でも、どのいくらい必要でしょう。

とらえ方によっては、最低ラインは1つではありません。

あなたの線引きはどういった基準ですか?

 

もくじ一覧

女性が結婚相手に求める年収の理想と現実のギャップ

女性が一般的に結婚相手に求める年収は600万円ほどと言われています。

しかし、30代で働き盛りの男性は一般的にどれくらいの年収を稼いでいるか?

知っているでしょうか。

転職サイトのDODAの調査結果によると、

 

結婚を考え始める30代男性の平均年収は487万円

 

理想とはかなりの開きがあることが分かります。

理想である年収600万円の男性をターゲットにすると、46歳からに限定されてしまいます。

女性も20代後半から30代前半で結婚を考え始めますが、

まさか自分の年齢より一回りも上の人を選ぶことはないでしょう。

確かにお父さんくらいの年収を基本に考えると

結婚相手に求める年収は600万が妥当かもしれませんが、

いまの時代、年収600万円以上を稼ぐ30代の独身男性がどれくらいいるのでしょうか。

稼いでる人は皆40代以上

女性としては妊娠、出産をするため、最低でも1年間働けない期間があります。

その間も問題なく生活できるよう、自分の年収の倍稼いでいる男性を求めるのが一般的でしょう。

例えば女性の年収は300万円ですが、倍の600万円というような具合です。

しかし600万円稼いでいる男性ですと、どうしても高齢になってしまうため、

そこが理想と現実のギャップとなり、

なかなか結婚できないという現象になっているのです。

年収800~1000万円以上の人と出会うことすら困難

『結婚相手にはできるだけ年収が多くあってほしい』

という理想を持つのが普通でしょう。

例えば年収1千万円以上とか、800万円以上とかという条件をつける人もいるようですが、

実際に1千万円以上の年収がある男性というのは日本の国民のうちのわずか5パーセントだと言われているので、

そう簡単に出会うチャンスは無いと言えるのです。

 結婚相手の年収の最低ラインは400万円

贅沢をせず、最低限の生活を送るために必要な年収は400万円以上あったほうがいいでしょう。

仮に400万円のうち、60万円がボーナスとすると、税込みで340万円。

社会保険料等の税金(約20%)を引くと毎月の手取りは23万円弱になります。

この金額であれば、夫婦二人であれば何とかギリギリの生活が送れます。

夫婦共働きであればより経済的に余裕が生まれます。

しかし、子供が生まれた途端に赤字になる可能性がある年収です。

しかし、30歳の男性の平均年収が440万円と考えると、

結婚相手に求める年収は400万円以上が現実的なところでしょう。

 最低ラインは500万円から!都会ではそのくらい

結婚相手の理想年収は500万以上であれば、

子供を産んだとしても、相手の収入で暮らしていけるはずです。

しかし、現在の平均年収は400万程度です。

手取り25万程度で、ボーナスがある場合だと月々の額はもっと少なくなってしまいます。

生活して、旅行や欲しい物を好きなように買うことは中々難しくなってきます。

現実は結婚するほうが収入は多くなっても、

世帯人数が増えると生活は厳しくなってしまうだろうと思います。

どこに住んでますか?東京では最低500万円

日本での生活に必要な費用はどの場所に住むかによっても大きく違います。

東京や大阪などでは当然生活費は高くなります。

東京23区内の場合、必要最低限の年収は500万円ぐらいでしょう。

でもこれはあくまでも夫婦だけの場合で、

もし子供が生まれて教育費のことを考えれば、高校、大学進学があるので

東京で子供を2人育てるのであれば、

最低でも700万円以上は必要になってくると考えられます。

もちろんどの程度節約生活を行うかにもよって、

500万円ぐらいでも生活を回せる場合もあります。

 最低ラインは300万円で生きていける

相手のみの年収で暮らしていこうと考えるのであれば、

必要最低減の額としては300万です。

手取りで20万は越えたいと考えると、

地域差もあるかと思いますが、生活していくと考えてのギリギリの額です。

月の内訳として、住宅費と光熱費で大体10万弱として、食費等の生活費で10万程度、

少ないながら貯金を2~3万として考えると、普通に生きていけます。

子供ナシの場合!年収300万円でたまには旅行も

住んでいる地域の家賃や共働きにするか、しないかで少々金額は変わってくるかもしれませんが、

最低でも300万円はないと難しいのではないかなと思っております。

この金額は、家賃や食費などをなるべく抑えて子供を作らないと仮定した場合となっております。

節約していれば、たまには旅行などにも行けると思います。

しかし、旦那さんが体調を崩して働けなくなったりする可能性を考えると、

奥さんの方も働いた方が安心出来るかなと思います。

 年収300万円で暮らしていけない、わけない理由

生活保護を受給している人たちの生活を見ると、

年収300万円もあれば、夫婦でなんとか暮らしていくことができます。

しかし実際ほとんどの人は、それでは生活できないと…

それ以上の年収を求めます。

それができないのは日本人のほとんどが生活レベルを落とすことを考えないからです。

生活レベルを落とすことを最初から意識していれば、

結婚相手の第一条件に年収を挙げることはないはずです。

現在は配偶者控除、児童手当もありますし、

思ったよりも生活できるのではないかと思います。

まとめ

ジュリ子

ジュリ子
日本全体の物価からして、

都会では最低400万円は必要、さらに都心に近づけば500万円は絶対!

地方では300万円は必要、余裕を持つなら400万円は貰いたい!

というのが、

ザックリしすぎかもしれませんが、現在日本の声ではないでしょうか。

さらに細かく絞っていけば、

品川区に住むのか?練馬区に住むのか?でも違いますし。

天神に住むのか?北九州市の山々に住むのか?でも大きく常識の差があるでしょう。