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料理のおいしい口に合う店

「当たり前でしょ?」
と思いかもしれませんが、店の看板やアクセス、料金などに注目しすぎて、肝心な「味」をないがしろになっていませんか?
まずい食事を提供する店は、ほとんどないですが、口に合うかどうかは大切です。
オシャレだからと、ややリッチなフレンチをチョイスしても、相手の親御さんが和食や中華の方が好きだったなら、
食後の会話が盛り上がるのは、日本料理屋さんの方が良いに決まっています。
美味しい物を食べて、満足してもらえば挨拶もきっとうまくいくはずです。
個室や仕切り(パーテーション)がある店
誰でも経験があるかと思いますが、
あまりにも隣の客が近いと、気になってしまい割り切った会話が出来ません。
結婚の挨拶を外食で行う場合、
1番いいのは個室が好ましいです、そうでなければ仕切りつきの席や、他の客と距離のとれた店などが良いでしょう。
個室コース料理では食事の運ばれる回数を少なくしよう
良い店を選ぼうとすると、コース形式の食事になってしまいがちですが、頻繁にスタッフが行き来する場では、会話もせわしなくなってしまいます。
特に一番気をつけるケースは、
個室+コース料理です。
個室がおすすめと上述しましたが、コース形式だと料理が運ばれてくるたびに、
「コンコン、失礼します」
と扉を開け閉めされるので、そのたび会話が一時中断。
という空気になってしまいます。
ノックの音って、意外と無視できないものです。
それでも今あなたが目星をつけている店が「個室+コース料理」だった場合には、
事前に料理が運ばれる回数を指定することも可能なケースがあります。
和食を例に挙げると、通常なら
前菜、お造り、椀物、焼き、揚げ、ご飯、デザート、
といった順で、少なくても店側のスタッフは、5回以上個室の扉を開け閉めすることになります。
それを前もって、
「前菜から椀物は1度に、焼きからご飯までをセットに、最後にデザートでお願いします。」
もしくは
「全出しでお願いします。」
と指定お願いしておけば、店員さんがドアを鳴らす回数を減らすことが可能です。
声の小さい人のために!物騒がしくない店

あなたも、あなたの家族あいて家族も皆全員が、声の通る人なら問題ないかと思いますが。
まず考えにくいですね。
両家を招いた場合では、少なくても6人掛けテーブルになるはずです。
そうした場合、端と端に座る人が大声を出さないと、やりとりできない様な、
- やたら広い店
- 騒がしい店
は控えるようにしましょう。
雑音がうるさい店では、会話に集中できないだけではなく、声の小さい人にとっては頑張って声を張らなければなりません。
初めて会う相手の両親のどちらかが、声量の小さくて性格も控えめだったらどうでしょうか?
主催者側は、その辺りも考慮してお店を選んであげると、素晴らしいと思います。
またBGMの音量がやたらデカイ店もNGですね。
流れる音楽のチョイスや音の大きさを間違えている店はありますので、お高めな店だとしても安心はできません。
あと無駄に空間スペースの広い店、というのは滅多にないかと思いますが、これも声の通らない人にとっては可愛そうなので、一応やめておきましょう。
背伸びはNG!無難な店が1番
結婚の挨拶と聞くと、由緒ある適切な店で食事をしなければいけない!と考えてしまいます。
確かにその通りなのですが、やりすぎは失敗の元です。
ホテルの1室を借りてイタリアンやフレンチ、響きは良いですが、
両家の皆さんが全員、そういった形式に慣れているとは限りません。
慣れていない人は、ナイフとフォークの使い方、使う順番など、そっち方ばかりに気を使ってしまい、肝心な挨拶にまで目を向けることが難しくなってしまいます。
自分はテーブルマナーを知っていても、相手の親御さんは知らないなんてことザラにあります。
そうなると、自分はよくても相手家族に恥をかかせてしまいます。
店選びで最も大事なことは、招く客(両親たち)の事をファーストに考えることです。
食事費用の平均相場はいくら?
結婚の挨拶(顔合わせの食事会)なら、ランチで1人あたり2,000円~10,000円と聞きます。
かなり差の開きはありますが、各家庭によって価値観は様々あって良いと思います。
費用を持つ側ですが、基本的に主催する側が支払うのが常識でしょう。
両家を招く場合の1例
自分と両親、恋人と両親の計6名です。
1人3000円と計算した場合、食事会の費用は約2万円ほどになります。
これを招待した人が支払うのが一般的です。
まとめ
結婚の挨拶は、食事するお店も含めて1つのイベントです。
間違った選択をしてしまうと、挨拶の失敗を招きます。
しかしメインは会話や挨拶なので、ガチガチになって店選びに注力するよりも、
ちゃんと話すべき内容を考えておくことの方が大切です。
店選びは大事ですが、
- 騒がしくないこと
- 気を使う形式(フレンチ等)ではないこと
- 他の客と距離が近くないこと
これら最低限の項目だけ意識すれば、まず問題ありません。