婚活という言葉がはじまるまで

 

ロビ男

ロビ男
世の中、気づけば婚活や恋活という言葉が浸透しています。

なぜわたしたちは婚活をしなければならなくなったのでしょうか?

わたしは疑問に思ったことは全てルーツをたどって調べていく癖があります、

婚活においても過去と現代の結婚状況を比べてみました。

 

文化の影響 ~1970年

1970年台頃までは
まだまだお見合い結婚が少なからず当たり前の時代でした。

  • ご両親をはじめ、
  • 兄弟、
  • 親戚、
  • 友人、

ときには会社の上司までもが、あなたの結婚の世話をしていたのです。

大体の人は2回から4回のお見合いで相手を決めてしまう傾向にありました。

そんなに早く決断に至る理由は、仲介人となり協力してくれる人が身近な両親や会社の上司なので、何度もお見合いを重なると、

断りにくい。

20歳過ぎたら結婚するのがあたりまえというか常識だったのです。

そんな理由で1960~70年台は皆婚社会といって結婚率のピークでした。

日本人の生涯未婚者は男女ともに人口の約たったの2~3%だったんです。

2017年の未婚率は、
男性が20~30%
女性が20%ほどです

昔の人は自ら婚活する必要はなかったんですね!!

そのかわり、
結婚はほとんどの人が出来るけど、望んでいない結婚も沢山あったみたいです。

経済の影響 1970年~

バブル経済ってやつですね!

将来に対する不安のひとつがお金の話ですね?

無人島で生きるなら、

魚やフルーツを獲ることなど、生きていく力は狩りの能力一本に限りますが。

わたしたちはほとんどの人間は社会に属していますから、

生きていく力はお金を稼ぐことをしなくてはなりません。

現代社会は1970年台に比べ、非正規雇用や派遣雇用による収入の低下の格差が大きいです。

したがって収入の低い者は家族を養う余裕や、自信すら持てなく、結婚に踏み込めないでいるという事です。

女性が仕事をする時代へ 1980年~

1980年に入ると女性の社会進出が進みます。

理由は単純、経済が悪くなってきたからです、男女差別をなくすという言葉もありますが、もっぱら大きな理由は共働きでないと食べていけないからなんです。

そのスタイルで時は進み、中には男の力なしでも立派に経済的に独立出来るようになった女性も多くなったのです。

すると、従来の結婚する目的

【助け合い】

この歯車が大きくずれます。

  • 男性は働きに出る
  • 女性は育児や家事を担う

この従来のシンプルな関係だけではなく、沢山の選択肢が増えるようになったのです。

晩婚化という言葉 1980年~

年々結婚する年齢が高くなっています。

1970年台結婚する男女の平均年齢は25歳!

2016年には男女の平均30歳を超えてきました!

女性側】の主張

女性が男性を頼らなくても生きていける時代に突入したため、結婚の存在意義がわからなくなってしまい、30歳を超えてもなかなか結婚に踏み出せない。

男性側】の主張

経済的不安から結婚という責任を担うことが難しい。

男女共通

昔と比べ、結婚だけが幸せへの道ではなくなった、趣味の世界やひとりでも友人同士でも十分幸福感を得ることが出来る。

婚活という言葉 2009年~

2007年に週刊誌【AERA】で社会学者の山田氏が婚活という言葉を発したのがきっかけです。

しかし、すぐに流行したわけではなく2009年にフジテレビ系ドラマ

『婚カツ!』が放送され、ここでようやく世間では婚活という言葉が流行りだしました。

しかし、
これは単なるムーブメントにすぎなかったのです。

下のGoogleトレンドのグラフを見てください。

2009年の5月には検索ワードがググンと伸びていますが、その後は下がる一方です。

けれど
2011年3月から今日まで検索回数は右肩上がりですね。

そのわけとは…

東日本大震災 2011年3月11日~

ドラマ『婚カツ!』は婚活という言葉が流行りだす火付け役でしかなかったのです。

2011年3月11日東日本大震災にの影響で多くの人が犠牲になりました。

わたしたちは再び家族の重要さに気が付きます、文中でも述べている様に従来の結婚のメリットは、

【助け合い】です。

これにもう一度別の意味でフォーカスが当てられ、婚活という言葉で人々が結婚を意識し始めました。

結婚は経済面だけの話ではないことに気づいたのです。